種蒔きの際の下処理について

植物のお話。

今回は種蒔き!

僕が種蒔きの際に行なっている下処理について書いていきたいと思います。

そのまま水にしばらく浸けて撒けばいいのですが、ひと手間かけてあげれば発芽率を上げることができます。

使う薬剤はこちら!

毎度お馴染みのメネデール。簡単に説明するとこちらは種の発芽しようと言う力を高めてくれます。

そしてもう1つがこちら!

ダコニール。

種は腰水で発芽を促すので、四六時中湿度が高い状態であるのと、発芽に必要な温度がカビの繁殖の原因にもなるので、カビが生えやすいです。

カビた種は他の種がカビる原因にもなりますし、まず発芽することはありませんので、捨てます。

そのカビを防いでくれるのがこのダコニール。

ちなみにカビた種を治療する力はありません。

あくまでも予防です。

この2つを使って処理を行います。

メネデール水を作る。

上記で説明した2つの薬剤を使用してメネデール水を作っています。

用意するのは

①プラカップ

②水150ml

③メネデール1.5ml

④ダコニール1滴

です。こちらを混ぜて発芽用メネデール水の完成です。

全部混ぜると白濁した液体になります。

こちらに種を漬け込んでいきます。

半日から1日の漬け込みを行う

だいたい半日から1日の漬け込みを行なったら、ピンセットで一粒ずつ丁寧に蒔いていきます。

こんな感じ。

種床について。

種を蒔く際の土は基本的に硬質赤玉土の細粒から極小粒でおこなっています。

普通の赤玉土だと潰れやすく、根の張りが良くならないからです。

赤玉土は無機質で肥料成分などがないので雑菌が繁殖しにくいというメリットがあります。

保肥性もありますが、排水性にも優れている為、ある程度苗が大きくなってきても根腐れ等の原因にもなりにくいと考えています。

発芽〜双葉が出るくらいまでは肥料をやらずに水と日光だけで管理しています。

種を蒔いたら、腰水で!

種蒔きした後は腰水管理といって、トレー等に水を入れ、種蒔きした容器が水に浸かっているような状態で管理します。

数日から数週間で芽が出て来ると思います。

自分で撒いた種が発芽するというのは、なんだか感動させられますよ!

僕は双葉が出たくらいで腰水はやめます。

水のやりすぎも徒長(とちょう)といってヒョロヒョロした苗になってしまうリスクがあるからです。

後は日にしっかりとあて、水をあげて元気な苗に育てましょう。

水遣りは底面給水させるのがオススメです。

ジョウロであげてしまうと弱い苗が折れたりするので。

種蒔き。

楽しいですよ。

この記事を書いた人
takefor

植物が好きで南国の方でゆるーく育てています。サラリーマンです。毎日帰宅後せっせと世話をしております。
いつか自分の好きな植物や物に囲まれて生活するのが夢です。スポーツやファッション、ガジェット系も好きです。

takeforをフォローする
植物のお話。
takeforをフォローする
T'sFACTORY

コメント

タイトルとURLをコピーしました