少し前にFUJIFILM用に望遠レンズを探してまして。
そんな時にTAMRONのXマウント参入の嬉しい知らせがあり、早速予約させてもらったんですが、欠品で3ヶ月待ち。
先日ようやくうちにもTAMRONのレンズがやって来ました!
こちらのレンズ、なんと広角18mmから望遠300mmをカバーする(フルサイズ35mm判換算27-450mm相当)凄いレンズなんです。
どんなレンズなのか、写りはどうなのか。
紹介したいと思います。
特徴と外観
このレンズはAPS-Cサイズのミラーレス一眼カメラに対応したもので、現在ソニー Eマウント・富士フイルムXマウント用で作られています。
なんと、世界で初めてズーム比16.6倍、焦点距離18-300mm (35mm判換算27-450mm相当)を達成しており、超望遠300mmをカバーする高倍率ズームレンズなんです。
その為撮影表現の幅はとても広く、風景、スナップ、ポートレートだけでなく、超望遠ならではの動物やスポーツの撮影にとても重宝します。
サイズもこの焦点距離のレンズにしてはコンパクトな設計で、散歩や運動会といった日常だけでなく、旅行先まで気軽に持ち運ぶことができます。
しかも、最短撮影距離は広角端で0.15m。
これ、センサーからの最短撮影距離なので、実際にはほぼ0距離で写真撮影することができるんです。
0距離凄くないですか!?
実際には5mmなんですが。
それにより被写体の存在感をより際立たせた一枚を収めることも可能です。
また、高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構VXDとタムロン独自の手ブレ補正機構VCも搭載。
オートフォーカスもですがしっかり手振れ補正も効いてくれるんです。
これだけの機能、利便性があるにも関わらず、レンズを交換する手間も必要無いので、これだけで超望遠から広角までイケるので、非常に便利なレンズであると思います。
まさにどんなシーンにも使える一本だと思います。
外観もコンパクトですが結構かっこいいです。
このコンパクトさで300mmはすごい。
APS-Cだからこそですね。持ち運び便利。
持ち運び時にレンズが伸び縮みしないようにロック機構もついています。
レンズフードはプラスチック製です。
フィルター径は67mm。
TAMRONのレンズは全て同じフィルター径らしいので、今後のラインナップにも期待できます。(色んなフィルター使いまわせちゃうのはいいですよね)
ちなみにX-T4に装着するとこんな感じです。
描写性能はいかに!
まだそこまで使い込んではいませんが、数回散歩に持って行ってみました。
レンズ構成は15群19枚。
1番の驚きはその性能の高さです。
被写体としてはあれですが、散歩の際にそのズーム性能が見たくて撮った写真があります。
ズーム前。こちらは奥に果物がなっているのですが、広角で撮るとあまり見えません。
こちらの写真ズームしてみると
1番奥のみかんがこんなに綺麗に撮影出来ました。
次は山を広角、望遠と撮ってみました。
こちらが広角18mm。
そしてこちらが望遠。
ズームが凄すぎる。
さすが換算450mmの世界です。これは凄いです。
月だって撮影できます。
少し拡大してみればこれくらいまでなら寄っても解像感あります。
今度は接近して撮影してみます。
これだけ寄れちゃうと迫力が出ますね。
広角の18mmで出来るだけ近づいて撮ってみました。
寄れるし細部もしっかり映し出されています。
もちろんズームでもばっちり寄れるので、好きな画角で切り取ることが出来ます。
人物も撮ってみました。
全て子供しか撮ってないのですが。
子供と散歩してたりするとレンズ交換してる暇なんて無いんです。
そういう時に本当に便利。
広角で撮っても雰囲気出ますし、ズームでもしっかりオートフォーカスが追ってくれます。
コレ一本でカバーしてくれる領域が広いので本当に便利ズームです。
まとめ
TAMRONさんからでた高倍率ズームレンズ。
本当に便利で、コレ一本で単焦点レンズ数本分のカバーをしてくれます。
ズームもそうなのですがマクロのようにも使えるので、表現の幅は広がりますよね!
描写も申し分無いと思います。
お値段もこの写りの割にはお求めやすく、かなりオススメできます。
昔換算350mmのズームレンズは使っていたんですが、子供の運動会で迫力ある写真を撮るには正直もう少し寄りたいところだったんです。
これが一本あれば、ほとんど何でも撮れてしまうのですから、奥様にも相談しやすいんじゃ無いでしょうか?
参考になれば幸いです。
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