種を蒔こう!発芽が困難な時。スモークペーパーを使うの巻

植物のお話。

春が来た。

最近暖かくなってきて管理している植物も芽吹きが見られてきました。

とても嬉しいですね。

植物やっている人間には忙しい季節が来たって感じです。

植え替えに種蒔きにと楽しんでいることかと思います。

スモークペーパーってなんだろ。

暖かくなってきたら種を蒔くのが毎年の楽しみです。

ですが、種ってみなさん色々な所から購入すると思うのですが、種は絶対的に鮮度が大事です

せっかく買った種子がなかなか発芽しないと、不安になりますし、お金も勿体無いです。

そんな時、僕が最終兵器として使っているのがスモークペーパーです。

ピンクの紙。

このスモークペーパー。

発芽困難な種子を発芽させることができるという何とも眉唾物のアイテムです。

このスモークぺーパーには木材などが燃えた時に出る煙の天然成分が紙に染み込んでいます。


水を含むと成分が溶け出して発芽促進剤となり、それを吸収した種子が効果を受けるようです。

商品説明はこんな感じ。

燻煙処理(森林火災などと同様の効果)
火災が発芽のトリガーとなる植物の休眠打破、その他一般種子の発芽促進・休眠打破、発芽日数の著しい短縮、発芽率の向上が期待されます。

適用は休眠打破が必要な難発芽種子(山野草、高山植物、サボテン、ヤマモガシ類、スミレ科種子全般etc…)
※種子が生存している事が必須条件です。種子寿命が尽きているものの蘇生は不可能です。

とのこと。

難発芽種子の中には山火事が発芽のきっかけになるものが多くあるそうで、この燻煙処理をすると山火事に遭ったのと同等の効果があり、発芽促進・休眠打破・発芽日数短縮・発芽率の向上等の効果を得られるのだとか。

成分的にも発芽に効果があるようで、いくつか論文も出ていたので興味ある方は検索してみて下さい。

難しいことはわからんが、効果あるなら!と試してみたらかなりの効果があったので記事にする事にしました。

試したのはパキポディウムウィンゾリー の種。

ウィンゾリー の種は金額が高い上に手に入り辛く、手に入れた物がバロニーだった経験も。

オークションで手に入れた場合は特に信頼できる出品者かを判断していかないといけないので、発芽にそこまで時間をかけてもいられませんし、種の鮮度も悪くなかなか発芽しないこともよくあります。

これを打破する目的でスモークペーパーを使いました。

使い方は簡単。

使う分だけペーパーを切ります。

あとは上から霧吹きで湿らせて、ラップをして完成です。

結果はいかに??

1番大事な効果があったのかというところですが・・・

かなり効果がありました!

2、3週間芽の出なかった種子が2日目で発芽し、1週間もしないうちに全ての種が発芽しました。

こちらは別のものですが中々良い成果です。

芽が出た時点でプラ鉢にそっと植えて、今ではすくすくと育っています。

入手方法は?

残念ながら取り扱っているお店を見たことがなく、いつもオークションなどで購入しています。おそらく海外で販売されているものなのかもしれません。

まとめ

スモークペーパー、発芽しにくいものに使ってみると良いと思います。

僕は発芽しにくいものや、発芽に時間がかかるものに関しては積極的に使っていて、かなり良い結果が出ています。

最初からスモークペーパーで挑んだものに関しては、ほぼ100%発芽している状況です。

なかには種自体がダメになっていて、発芽しないものもありましたが。

ぜひ!使ってみてください!

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