皆様。
発根管理やってますか?
冬でも発根管理しちゃってる方、たくさんいらっしゃるかと思います。
今回はそんな発根管理に欠かせない、ヒーターのお話。
発根管理にヒーターって、必要?
ズバリ、必要です。
特にマダガスカルの植物等は日本と気候が違うので、冬でも発根管理する際はヒーターなどを使い現地の気温に少しでも近づけてあげることが必要です。
せっかく高いお金出して買った植物なのに、なかなか根が出なくて枯らしてしまうなんてことも。
僕は夏でも温度を一定に保ちたいので、ヒーターを使用します。
発根管理にオススメのヒーター
昭和精機工業SPZ200(250)
まずオススメしたいのが、昭和精機工業さんのパネルヒーター。

サーモスタット付きです。
サーモスタットで温度の調整が出来るので、これひとつと小さな温室、そしてサーキュレーターがあれば温度を一定に保ってくれます。
僕は基本的にこれと小さめのビニール温室を使って発根管理しています。
たくさんの方が使われている、大変いい商品だと思います。
これは一年中稼働させるほど重宝しています。
LS Hyindoor シートヒーター
LS Hyindoorの苗シートマットは植物の下に敷いて使うタイプのマットです。

2000円台というコスパが嬉しいところ。
サイズも選べてるので、必要な大きさのものを選んでいいと思います。
下に敷くタイプの物で、温度を10℃〜20℃上げてくれるそうです。
こちらは腰水管理や種蒔きの際使っています。
発根管理の際も使えることは使えるのですが、管理鉢に巻いて使うにはサイズがちょっと大きいのが難点です。
もっと小さいサイズがあれば最高です。
そのまま使ってもいいのですが、発根管理においては鉢内温度を上げるのが大切ですので、そういう意味ではあまり効率よくない様な気がしています。(個人の感想ですが。)
ヒーター下に敷いたぐらいでは温度そんなに上がらない気がします。
GEX EXO-TERRA レプタイルヒート

こちらは爬虫類用のマットですが、こちらも発根管理に使用できます。
下に敷いて使用するタイプで45℃前後に保ってくれます。
自己温度制御式パネルヒーターですので、サーモスタット等無しでそのままコンセントに繋いで使用出来ます。
硬い質感で曲げたりしては使えませんがなかなか暖かいです。
ビバリアマルチパネルヒーター

こちらのビバリアのマルチパネルヒーターですがこれが一番使い勝手がいいです。
約25~45℃の範囲で任意の温度に設定できる設定温度可変式PTCパネルヒーターでサーモスタットいらず。
鉢の下に敷いて使うこともできますし、柔らかい素材なので、鉢に巻いて使うこともできます。
しっかり鉢内温度も35〜40℃程に保つことが出来ます。
値段も手頃でサイズも選べるのが嬉しい所。
COOWOO レンズ ヒーター

こちらは植物用でも無ければ爬虫類用でもありませんが。
寒い時期写真撮影の際に使われるカメラレンズ用のヒーターです。
こんな物紹介するなと思われるかも知れませんが、最後まで読んで見てください。
僕がいいと思ってる物を全力で紹介したい。
植物の発根管理において、温度管理はとても大切です。
室内の温度はもちろんですが、大切なのは鉢内温度だと思っています。
夏場は太陽光があたりますよね?外気温が30℃だとすると、鉢の中は何℃でしょうか?
間違いなく40℃くらいにはなっていると思います。
冬の発根管理では、この状況を人工的に作らないといけません。
温室内は30℃に保てたとしても、植物育成ライトだけでは太陽光の代わりになり切らないところがあるので、そこをヒーターで補う必要があるということがわかると思います。
そこが夏と冬の発根管理では違うところで、とても難しい所です。
また最近は小さいパキプスや、グラキリスを盆栽の様に仕立てるのも流行っている様に感じます。
発根管理において、鉢内温度を上げるために鉢の大きさと土の量は最小限に抑えるといいと思います。
しかし!
鉢の温度を上げるためにヒーターを鉢に巻いて使いたいのですが、なかなかいいサイズのヒーターって無いんですよ。
それを解消してくれる一つの答えとなるのがCOOWOOのレンズ ヒーターです。
もともと寒い日の撮影でレンズが曇らないように撮影する際にレンズに巻き付けて使用する物なのですが、これが小さい鉢から中くらいの鉢に丁度いい。
温度調整もできるので、とても重宝しました。

コスパも良いですし、何よりマジックテープ式なのがgood!!なんです。

鉢内温度もしっかり40℃程になりますのでいい感じでした。

温度計はこちらがオススメです。
まとめ
冬の発根管理には欠かせないヒーター。
種類も多いので、迷われると思いますが、何かの参考になれば幸いです。
ただ使用の際には充分に注意されることをお忘れなく!!
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