星景写真が撮りたい。(マイクロフォーサーズの話)

身の回りのこと

カメラを持ったら何か撮りたい。

運動会で子供を撮るのもいいでしょう。

僕みたいに植物を撮るのもいいと思います。

でも!

綺麗な星を撮ってみたくありませんか?

こんなのとか
こんなのとか

撮りたいですよね!

今回は初めて星景写真に挑戦してきたので、そのお話です。

星景写真をとるには明るいレンズ!

まず星景写真を撮るには何が必要なのか調べました。

それは、まず明るいレンズです!(ちなみにスローシャッターで撮影するので三脚は必須です。)

明るいレンズと言うのは、F値が小さいレンズの事を指します

僕のカメラはPanasonicのDC-G99。

センサーサイズの小さいマイクロフォーサーズ規格のカメラは暗所での撮影に弱いとされていますが、それでも星空撮影は可能とのこと。

なら、やってみたいと思い行ってきました。

今回使ったレンズ

今回使用したレンズはこちら。

パナソニック 標準単焦点レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.

です。

こちらのレンズ、非常に描写力もあり、何よりよくボケてくれます。

僕はほぼこちらを付けっぱなしにしていることが多く、ほとんどの物をこちらのレンズで撮影していると思います。

そして、F値が1.4という明るいレンズというところも魅力です。

このレンズ、しかもライカの厳しい基準をクリアして作られたレンズなんです。

マイクロフォーサーズですが、PanasonicのLUMIXならあのライカのレンズが使える!

と言うのも良いですね!

またそのうちこちらのレンズの細かいレビューも行っていきたいと思います。

撮影設定

今回撮影するにあたって、いくつかカメラの設定を変更しなければなりませんでした。

まず[M(マニュアル露出)]モードを選択し、F値は低く設定します。

次に[長秒ノイズ除去]をONに。

[手ブレ補正]をOFFに設定。

手ブレ補正は、レンズ側のスイッチでON/OFF出来るものがあるので注意が必要です。

レンズ側にスイッチの無いものはカメラのメニューからOFFにします。

次にカメラをマニュアルフォーカスに設定し、レンズのフォーカスリングを∞(無限)の方向に回しましょう。

【マニュアルフォーカスに設定する】

フォーカスレバーをマニュアルフォーカスに合わせます。

次にISO感度とシャッタースピードを設定します。

とりあえずISO感度はISO3200、シャッタースピードは15秒に設定します。 *後から設定は変えられます。

シャッターボタンを押した際の衝撃を防ぐために、セルフタイマーを使っていきます。2秒程に設定しました。

これで設定は完了です。

以上の設定をカスタムセット登録しておくと撮影の際にISO感度とシャッタースピードだけ調節していけば良いので便利です。

いざ!撮影へ!

今回は初めての撮影だったので、近くの山の中にある公園に行ってきました。

明け方でしたが、綺麗に星が出ていました。

撮影の際は季節にもよりますが、しっかり防寒対策をしてください!

三脚にカメラを固定して、いざ撮影!

撮影した画像を確認し、うまく撮れていない場合は、ISO感度とシャッタースピードを調整していきます。

撮影できた写真はこちら。

初めてにしては、まずまず。かな。と。

もう少し撮りたかったのですが、今回は試しで撮っており、もうひとつの機能を使ってみたかったのでそちらも紹介します。

ライブビューコンポジットを試す

LUMIX G99の新機能として搭載されているのがライブビューコンポジットです。

ライブビューコンポジットとは、天体撮影や花火などの撮影に便利な機能で、仕上がりを確認しながら「比較明合成」ができるという機能です。

比較明合成とは合成する画面の暗い場所はそのままで明るい部分だけを重ねていくという合成方法で、星の軌跡が簡単に撮影できるような機能です。

ちなみにライブビューコンポジットでは3時間まで撮影できます。

なかなか使うタイミングが見つからなかったので、今回使ってみました。

ライブビューコンポジットはMモードでシャッタースピードを「LC」に合わせた後、メニューボタンを押して撮影機能の中からライブビューコンポジットを選択し、1コマごとの露光時間を設定します。

その後、撮影直前にシャッターボタンを1回全押ししてノイズリダクション用の画像を取得。

さらにもう一度シャッターを全押すると撮影が開始されます。

もう一度押すと撮影を終了し、ノイズリダクションが行われて自動的に画像が保存される仕組みです。

撮れた写真はこちら。

こちらは20分程で。
こちらは時間が無くて15分程

うーん。

それっぽい写真が撮れた気がします。

明け方行ったせいもあり、時間が無くて短い時間で切り上げてしまいましたが、この機能が試せただけでも満足と言ったところです。

まとめ

三脚とカメラ、明るいレンズがあれば、マイクロフォーサーズでも素人が楽しむには充分な写真が撮れることがわかりました。

ライブビューコンポジットも初心者でも簡単に使えるのですごくオススメの機能です。

是非試していただきたいです。

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