なんだかカメラが欲しい
幼い時にフィルムカメラで父が良く記念撮影をしてくれたものです。
大人になってからもそれは良い思い出で、漠然といいカメラ欲しいなーなんて思ったりしていました。
ですが僕にとってカメラと言うのは、家族を撮ったり、物撮りで使ったりと言ったことでくらいしか使いません。
良いカメラなんて、普通のサラリーマン生活していたら仕事で使うこともありませんし。
でもカメラって何故か欲しくなりませんか?
良い思い出をお気に入りのカメラで切り取る。
憧れます。
今回は僕が購入したオススメのカメラについてお話ししていきたいと思います。
LUMIX G99を買う。
僕が購入したのは2019年にPanasonicから発売されたLUMIX G99。(DC-G99)

防塵防滴のボディに程よいサイズ感が所有欲を満たしてくれます。
見た目はこれぞカメラ!
というシンプルな中にもカッコいいデザインだと思います。
LUMIXの中では以前出ていたG8の実質的な後継機という位置付けですが、フラッグシップモデルであるG9proの兄弟機となり、ミドルクラスのモデルとなります。
こちらのG99、動画性能、写真性能ともにバランスの取れた素晴らしいモデルなんです!
動画も静止画もいける!
LUMIXシリーズはもともと動画も静止画にも定評がありますが、
こちらのG99は、画素数は2030万画素と、G8の1600万画素からワンランクアップしていますし、ボディ内手ブレ補正搭載。
手ブレ補正搭載レンズ(パナソニックのレンズに限る)と組み合わせてより手ブレ補正効果を高める「Dual I.S.2」対応となっており、特に望遠レンズを付けたときの「Dusl I.S.」は手持ちで動いている生き物や、スポーツを撮影できるくらい手ぶれ補正が効きます。
ボディ内手ブレ補正機構とレンズ内手ブレ補正との合わせワザで、補正効果を最大5段分に引き上げる「Dual I.S.2」に対応しているのがポイントです。
これにより夜景や室内、望遠撮影でも手ブレを恐れずに撮影が楽しめます。LUMIXの手ぶれ補正は本当に強力だと思います。
センサーは4/3型Live MOSセンサー。
マイクロフォーサーズ規格なので、センサーの面積はフルサイズセンサーと比べてちいさいです。
フルサイズセンサーや、APS-Cセンサーと比べるとどうしても暗所性能や細かい描写に不安があるという方もいますが、正直そこまで気になったことはありません。
そんなことよりも、マイクロフォーサーズ規格はボディと交換レンズのいずれもコンパクトな設計なのが魅力なんです。
スマホのカメラより綺麗な写真が撮りたい。でも、あまり荷物は持ちたくないなーという人は多いと言うか、ほとんどだと思います。
そんな人にもオススメできるカメラなんです。
このG99のサイズ感や重量感はとても軽快で、旅や、食事に持って行くのにすごく良いサイズ感です。
この絶妙なサイズ感が、いいんです!
カメラを普段仕事で使っている人なら、フルサイズやAPS-Cのセンサー搭載のカメラを持ち運びすることは慣れていると思います。
ですが、センサーサイズの大きいカメラは、重くてゴツくなりがちです。
しかも、ライトユーザーなら重くてゴツいカメラを持ち運びするのは、非常にストレスに感じると思います。
旅先の途中で買い物したり、子供に抱っこをせがまれることもあるでしょう。
そんな時でもあまり苦にならないので、これは僕にとってすごく助かりますし、マイクロフォーサーズを選択する1つの理由にもなります。
背面の液晶モニターも充分に高精細で、タッチシャッターなどに対応しているほか、カメラアングルを選ばないフリーアングルタイプで、ローアングルでも自撮りでもばっちり撮影できます。

もちろん4Kフォト、4K動画撮影も可能。
この動画撮影機能が充実しているのもG99の大きなポイントです。
フルハイビジョン映像の4倍のきめ細やかさで記録できる4K/30p動画を時間無制限に動画記録できるので、途中で中断することなく長時間記録が可能です。
上位機種の4k/60pと比べると劣ると思いがちでさが、充分に綺麗です。
映画だって24fpsですからね!
そして、なんとV-log Lまで付いています。
他の機種では有償オプションで約10,000円で販売されているのですが、G99には最初からインストールされています。
ただし、少し違うのは、同じV-log Lでも上位機種に比べて出力できる色の情報が少ない、という点です。
ここに関してはどれくらい違うのか、検証が必要かもしれません。
まだ使ったことないですけど。笑
写真撮影の際に選択できるフォトスタイルも豊富な種類があり、撮影してて使いこなせないくらいです。
幅広い人におすすめできる操作性!
LUMIXを使っていて、とても気に入っているところは、非常に分かりやすい操作感と、インターフェースです。

右手で操作しやすいボタンの配置やメニュー画面等、初心者でも扱いやすく出来ており、考えているなー。
と感心させられます。
一連の撮影動作が途切れることなくスムーズに行えるように、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正の3つの操作ボタンをボディの右上に配置。

これ、すごく使いやすい。
初心者にこそ使って欲しいです。
カメラを構えたままで操作出来ますので、撮影に集中できます。
またボディ背面に配置されたホイール式のコントロールダイヤルは、親指で簡単に操作しやすいので的確な設定操作ができ、モニターと連動したメニュー操作をサポートします。

上位機種ではフラッシュがついてないものも多いのですが、このフラッシュがついている点も気が利いています。
RAW現像もボディ内で出来ますので、旅先でもちょっとした編集作業も可能です。
ここも気に入っています。
痒いところに手が届いていると言いますか。
さすが家電メーカーの作ったカメラです。
唯一残念なところ
ミドルクラスの機体ながらもスペックはLUMIXの上位機種にも迫るものがありますが、少しもったいないところもあります。
それはオートフォーカスです。G99が49点AF、対して上位機種のG9が225点マルチオートフォーカスなんです。
せっかくならG99も225点にしてほしかった。
とは言え、G8も49点でしたし、G99もそこまで不便さを感じたことはないです。
普通に撮る分には何も不満はないと思います。
これから写真始める人にもいいと思う。
GHシリーズの動画性能とG9の写真表現、両方のいいとこどりをしたような機種なのですが、それ故に特出した面白さは無いかもしれません。
動画に関してもGHシリーズを超えるわけではないですし、写真性能もG9より言い訳ではないです。
ですが、特別悪いところも無く、動画も写真もこれ一台でだいたいのことはまかなえちゃう守備範囲広めの一台だと思います。
初心者の方、子供さんのいるお父さんお母さんなんかに本当にお勧めします。
僕も星空とか、旅先の思い出とか、たくさん写真をとっていきたいと思います。
作例も少し
まずは赤ちゃんを1枚。
マイクロフォーサーズですがなかなかボケていい感じです。

こちらは植物をパシャリ。
自然なボケとピント面のシャープさがしっかり出ています。

星も撮ってみましたが、まだまだ上手に撮れません。

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