今回はマイクロフォーサーズ使いである僕がお勧めのレンズを紹介していきたいと思います。
一眼ミラーレス機の中でもマイクロフォーサーズはそのセンサーの小ささから現在のフルサイズ、APSCセンサーのカメラとすると少し敬遠されがちですが、マイクロフォーサーズにはシステムが軽量コンパクト、望遠に強い、レンズを含めたシステムの費用が他と比べてお安く構築出来ると言ったメリットがあります。
じゃあ写りはどうなの?
と思われる方もいるかと思いますが、写りだって充分綺麗なんです。
今回はそんなマイクロフォーサーズの中から僕が愛用しているLUMIXの純正レンズの紹介をしたいと思います。
憧れのライカ
カメラを持っていない方も聞いたことがあるライカのカメラ。
そう、ちびまるこちゃんに出てくるたまちゃんのお父さんが持っているそれがライカのカメラです。
ライカのカメラとはその写りは格別で、一台何十万としますが、LUMIXシリーズではライカの厳格な基準をクリアした高品質なレンズ
LEICA DG レンズがあります。

LEICAとPanasonicの協業で厳しい品質基準をクリアし、LEICAの名を冠することが許された高性能なレンズです。
このレンズ、マイクロフォーサーズで使えるっていうのが素晴らしいです。
レンズそれぞれ拘って作られており、しっかり高級感もあります。
それではいきます!
なんでもそつなくこなすLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

まずオススメしたいのが標準ズームレンズ。12-60mmと在りますが、フルサイズ換算で24-120mmをカバーします。
一般的な標準ズームレンズに比べると望遠側が長めの焦点距離でとても扱い易いです。
初心者の方はなんのこっちゃですが、簡単に言うと
広角から望遠まで、割と何でも撮れちゃうレンズです。
一本持っておけば幅広く撮影に使えます。
大口径F2.8スタートで、ズームすることでF値は変わりますが、風景等の広角撮影から、美しいボケ味と自然な立体感でポートレート撮影やマクロ撮影にも対応しますので幅広いシーンで活躍します。また小型・軽量で、さまざまな撮影シーンに合わせて気軽に携帯できるのも良いです。これはマイクロフォーサーズのメリットでもあります。
また防塵防滴ですので、旅行や子供との思い出を撮影するのにも向いています。
僕は旅先でレンズが荷物の都合上1つしか携帯出来ない時にはとりあえずこれを持っていくことが多いです。
ただ、F値2.8からのスタートですので、他のLEICADGレンズの単焦点レンズと比べるとボケ量が少ないので、少し寂しく感じるかもしれません。
あくまで他のライカレンズの単焦点と比べてですよ!
ただ、風景を撮る分にはF値開放2.8でも必要充分だと思います。
ボケないと言っても、被写体との距離を近づけてしまえばしっかりボケますよ。


ボケ味を活かした撮影ができる標準単焦点レンズLEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.

この単焦点レンズは開放F値1.4「SUMMILUX(ズミルックス)」の大口径を実現したレンズです。コンパクトながらも高い描写性能を発揮します。
クリアで抜けのよい質感描写が魅力的です。
換算35mmで50mmの焦点距離のレンズです。
この単焦点レンズは写りが良く、50mmの画角といえば標準の画角と言われますが、F値1.4と言う明るいレンズですので、良くボケてくれますし、写真1枚撮った時にあ、綺麗だなと思わせてくれます。
近接撮影での豊かなボケだけでなく、中距離での撮影でもしっかりと主題を浮き立たせてくれます。

標準画角の単焦点レンズは写真の練習にももってこいの画角と言われているので、ここから始めるのも良いかと思います。
現行の価格帯も抑えめで、オススメです。
このレンズはすごくコンパクトで、標準画角なのでクセもなく使うことができます。
単焦点レンズ持っていきたいけど、画角で迷った時はとりあえず持っていってます。
ただ、レンズフードの形が変わっていて収まりが悪いので、フードをつけて持っていく時少しだけかさばります。
こちらももちろん、防塵防滴です。天候を気にしなくて良いところもいいです。

星も撮影できるLEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.

このレンズは開放F値1.4と明るいながら、広角でフルサイズ換算24mmの広角の画角です。
主に風景でつかってもいいですが、明るい広角レンズですので自撮りや、暗いシーンにも強いので夜景、星空等で使えるレンズとなっています。

歪みや滲みも少ない素晴らしいレンズです。
僕は良く、星景写真に使用することが多いです。

必殺のポートレートレンズLEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.

開放F1.2「ノクチクロン」の明るさで、
立体感と柔らかいボケ味を活かした撮影ができる
大口径・中望遠レンズになります。
今回紹介するレンズの中で1番気に入っているレンズです。
マイクロフォーサーズでこの写真が!?
と素晴らしい写りをしてくれます。
ポートレート良し、物撮りよし。
マイクロフォーサーズの中では大きめのレンズですが、このレンズで撮った世界観や表現力は格別に思います。

F値も1.2からとAF対応のマイクロフォーサーズレンズの中でも最も明るいので、非常に良いボケをしてくれます。

最短撮影距離は50cmと寄れるレンズでもあるので、テーブルフォトや植物を撮影する事にもオススメです。

お値段は少しお高めですが、マイクロフォーサーズ使うなら持っていて損はありません。
絶対に良い相棒となってくれる必殺のレンズです。
まとめ
どうでしょう。マイクロフォーサーズも全然捨てたもんじゃありません。
むしろコスパと写りで考えた時、とてもアリだと思います。
フルサイズやAPSCとありますが、寄れるレンズが多く、動画もスチルも卒なくこなし、システム全体はコンパクトでお財布にも優しめ。
僕がマイクロフォーサーズを愛してやまない理由でもあります。
また、LUMIXは生命力・生命美を表現することを目指しており、カメラが映し出す色はとても美しいです。
きっと後悔しないと思います。
ぜひチェックしてみてください。
小さいお子さん持ちの親御さんには特にオススメです。
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